松山市は「松山駅前広場等基本設計(デザイン検討)業務」の委託先を決める公募型プロポーザル手続きを開始した。松山駅周辺整備課で10月7日まで質問など、10月12日まで参加表明書を受け付ける。
連続立体交差事業や土地区画整理事業が進められている松山駅周辺地区(南江戸1他)で、周辺街区のファサードを含む駅まち空間のデザインガイドラインを作成し、東西駅前広場や街路の基本設計などを行う。対象区域は駅周辺土地区画整理事業区域16万7000平方b、東口駅前広場1万5500平方b、西口駅前広場3400平方b、松山駅広東西連絡線延長190b(幅員29b)、松山駅北東西線延長220b(幅員30b)、松山駅西南北線延長510b(幅員30b)、三番町線延長190b(幅員30b)、松山駅前衣山線延長150b(幅員30b)、松山駅前竹原線延長300b(幅員30b)、千舟町空港線延長190b(幅員27b)。
参加資格は、国土交通省の建設コンサルタント「都市計画および地方計画部門」の登録を受け、国内での同種・類似業務の実績を持つ単独事業者と、その事業者を含むグループ。
業務では、バス乗り換え交通拠点やキャノピー・シェルター、周辺街区建築物、駅前広場空間と街路空間のデザイン方針を検討した上で、駅まち空間デザイン計画を策定し、駅前広場などの基本設計や街路景観設計などをまとめる。設計に反映させる関係者の意見交換の場「松山駅まち会議」の運営支援なども求める。履行期限は2022年3月31日。提案限度価格は税込み3600万円。
参加表明書の提出後、提案書等の提出を10月19日まで求め、11月上旬にプレゼンテーション・ヒアリング審査を行い委託候補先を特定する。12月上旬の契約を目指す。
提供:建通新聞社