岐阜市は、2002年に閉店した柳ケ瀬地区の旧長崎屋が入居していたビル(日ノ出町)を撤去し、
跡地を広場に活用する計画でいる。現在、地権者と協議を進めており、並行して都市計画決定に向けた手続きを進める方針だ。
1975年に建設されたビルは、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上9階建て延べ約8100平方b。敷地面積は約1300平方b。老朽化が進み、長崎屋の閉店後は遊休不動産となっている。
市の担当者は「地権者には公園整備の候補地として一定の理解を得ている。今後は地権者や市民の意見を聞きながら、イベントやまちづくり活動の拠点など具体的な利用方法を検討する」と話す。
実現すれば、近接して建設が進む高島屋南地区第一種市街地再開発事業と合わせて、柳ケ瀬へ人の流れを呼び込む起爆剤としての効果が期待される。
提供:
建通新聞社