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建通新聞社
2021/09/27

【大阪】大阪市 京橋駅周辺公共空間再編検討プロポ

 大阪市は、京橋駅周辺の将来像の検討を進める。公共空間再編の方向性と利活用方策に関する検討調査を委託する公募型プロポーザルを公示した。民間開発を適切に誘導・促進するために必要となる公共空間再編の方向性を具体化する。参加申し込みは9月30日まで、提案書は10月4〜18日に受け付け、同月21日にプレゼンテーションを行い、委託事業者を決める。契約上限額は330万円(税込み)。
 対象区域は国が指定する都市再生緊急整備地域のうち大阪市都島区のJR京橋駅周辺エリア。寝屋川左岸から国道1号までの範囲で、東側で大阪環状線が接している。
 今回の業務では、京橋駅周辺や大阪城公園周辺地域のSWOT分析を用いた現状分析を行い、まちづくりのコンセプトや導入すべき都市機能について検討する。
 対象区域のうち旧イオン京橋店の周辺エリアでは、まちづくりのコンセプトの実現に向けた公共施設の在り方、土地利用の検討を行う。JR東西線の将来的な地下化を想定し、対象区域の公共施設、土地利用を実現するための対応手法の検討、短期的・長期的なスキーム、各段階の整備内容などを取りまとめる。
 契約期間は2022年3月18日まで。
 京橋駅周辺のまちづくりでは、JR片町線・東西線の連続立体交差事業、それに併せた土地区画整理事業の施行などによる都市基盤の一体的整備に向けた検討が進められている。

提供:建通新聞社