JR四国は「松山若草町社宅跡地活用事業提案コンペ」を実施するため、応募登録(エントリー)の受け付けを開始した。同社所有の松山市若草町の社宅跡地について、周辺地域の活性化につながる提案を求める。法人・企業単体や企業グループを対象に10月25日までエントリーを受け付け、2022年1月31日まで事業提案を求めていく。
対象地は松山市若草町5ノ3。敷地面積は4151・92平方b(実測面積)で、用途地域は商業(建ぺい率80%、容積率360%)。現在、敷地内にある旧コナミスポーツ松山の建物を解体工事中で、22年7月末に同社に更地で返還される予定。
コンペでは、最も効率的で有効な事業スキームの提案を自由な発想で求める。建物賃貸、共同事業などその手法は問わないが、同社が近隣に所有する松山市若草町4ノ1の土地を使用するマックスバリュ西日本とツクイの事業と競合する業種の提案は避けることを条件にしている。
22年2〜4月ごろの一次審査、5月ごろの最終審査を経て最優秀交渉企業を決定する。
提出書類などは同社ホームページからダウンロードできる。問い合わせ・応募先は事業開発本部(担当―佃、仁野) 電話087(825)1650。
提供:建通新聞社