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建通新聞社四国
2021/09/22
【香川】県 かがわデジタル化推進戦略で素案
香川県は、２０２１〜25年度の５カ年を期間とする「かがわデジタル化推進戦略」の素案をまとめ、50項目で目標値や達成時期を提示した。22年度に県と市町、さまざまな民間事業者が連携する「かがわＤＸ Ｌａｂ」（仮称）を開設する方針や、インフラを支える地域建設業の生産性の向上、担い手不足確保の取り組みとして、施工者希望型で発注するＩＣＴ活用工事の施工件数を現状の28・６％（20年度）から、25年度までに80％まで引き上げる目標値を盛り込んだ。
かがわデジタル化推進戦略は、県の総合計画「みんなでつくるせとうち田園都市・香川」を実現する重点施策と関連付け▽県民の暮らしに関する生活分野のデジタル化▽仕事や経済活動に関する産業分野のデジタル化▽行政分野のデジタル化▽デジタル環境の整備▽デジタル人材の育成―の５分野に、50項目で目標値や達成時期を設定。
基本理念は「安心・便利・豊か 人が主役のデジタル社会・かがわの形成」を掲げる。デジタル化は「目的」ではなく「手段」として、香川県の特性を生かして自然、歴史、文化を守りながら、生活、産業、行政のあらゆる分野の発展を支え、災害や感染症などの危機にも対応した戦略を年内に策定する。21年度は事業費や時間の限りがあることから、行政事務の効率化など可能な範囲で推進し、22年度から本格的な取り組みをスタートする方針だ。
建設関係では、施工者希望型で発注するＩＣＴ活用工事の施工件数を現状の28・６％（20年度）から、25年度までに80％に引き上げる目標値を設定。インフラの整備・維持管理の高度化、効率化などを図る取り組みとして、▽生活道路対策で潜在的な危険箇所の特定にビッグデータを活用▽ドローンによる公共土木施設の遠隔確認▽水門・樋門などの河川管理施設の開閉操作、平時管理面での省力化、自動化の検討▽下水道台帳システムの充実、強化の検討▽山地災害発生リスクを適格に把握する制度の高い航空レーザー計測の活用した分析▽担い手確保、育成のためＩＣＴ活用への助成▽―などを挙げている。
提供：建通新聞社
かがわデジタル化推進戦略は、県の総合計画「みんなでつくるせとうち田園都市・香川」を実現する重点施策と関連付け▽県民の暮らしに関する生活分野のデジタル化▽仕事や経済活動に関する産業分野のデジタル化▽行政分野のデジタル化▽デジタル環境の整備▽デジタル人材の育成―の５分野に、50項目で目標値や達成時期を設定。
基本理念は「安心・便利・豊か 人が主役のデジタル社会・かがわの形成」を掲げる。デジタル化は「目的」ではなく「手段」として、香川県の特性を生かして自然、歴史、文化を守りながら、生活、産業、行政のあらゆる分野の発展を支え、災害や感染症などの危機にも対応した戦略を年内に策定する。21年度は事業費や時間の限りがあることから、行政事務の効率化など可能な範囲で推進し、22年度から本格的な取り組みをスタートする方針だ。
建設関係では、施工者希望型で発注するＩＣＴ活用工事の施工件数を現状の28・６％（20年度）から、25年度までに80％に引き上げる目標値を設定。インフラの整備・維持管理の高度化、効率化などを図る取り組みとして、▽生活道路対策で潜在的な危険箇所の特定にビッグデータを活用▽ドローンによる公共土木施設の遠隔確認▽水門・樋門などの河川管理施設の開閉操作、平時管理面での省力化、自動化の検討▽下水道台帳システムの充実、強化の検討▽山地災害発生リスクを適格に把握する制度の高い航空レーザー計測の活用した分析▽担い手確保、育成のためＩＣＴ活用への助成▽―などを挙げている。
提供：建通新聞社
