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日本工業経済新聞社(群馬)
2021/09/22

【群馬】県太田土木事務所は阿左美大原工区で道路改良工

県太田土木事務所は太田市大原町地内で進める主要地方道桐生伊勢崎線阿左美大原工区の拡幅4車線化事業を進めている。用地買収の進捗状況にもよるが、10月にも工種を土木一式とし、一般競争入札で公告する見通し。施工延長は現段階では未定だが、側溝敷設や路盤工などが工事内容となる。同工区の2022年度末の用地取得率は約66%となっており、今後も引き続き用地買収および拡幅工事に取り組む。
阿左美大原工区は、東端となる東武鉄道阿左美駅前から大間々世良田線バイパスとの大原上西交差点までが対象。西端から約1400mが太田土木管内となり、残る約2100mが桐生土木の担当。全幅は約12・7m(車道幅員約6m、歩道幅員約3m)の2車線道路となっており、現道を両側へ拡幅する。
全体計画では全幅22・75mとし、4車線化する。幅員構成は車道幅員13m、中央分離帯1・75m、両側歩道3・5m×2を予定している。また、交差点部分については、幅員約3mの右折レーンを設け、全幅約25mとなる。歩車道境界部にL型側溝、歩道に自由勾配側溝を敷設する。ボックスカルバートなどの大型構造物は計画していない。詳細設計は、15年度に都市開発設計(前橋市)が担当した。事業は14年度着手、22年度完了の9カ年で進める計画となっている。
太田土木管内では21年度、先行して工藤建設工業(太田市)が延長265・7mで道路改良工事を実施。◇下層路盤(RC−40、t=40p)A=984・5u◇上層路盤(M30−0、t=40p)A=984・5u◇基層(粗粒As(20)改質U型、t=5p)A=839・2u−の舗装構成で工事を進めている。
10月公告分も、道路拡幅工事として側溝敷設や路盤工などを予定している。
桐生土木事務所管内では、同工区東端から主要地方道太田大間々線阿左美下原交差点までの約900mを優先工区とし、15年度から用地取得をスタート。残る太田市境までの1200mも17年度から用地取得を進めている。