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建設新聞社
2021/09/21

【東北・宮城】仙台市がXスポーツ等の公園整備を検討

 仙台市は、エクストリームスポーツ・アーバンスポーツを中心とした官民連携などによる公園整備事業を立案しており、実現に向け民間事業者のアイデアを募るべく国土交通省が11月に開催するサウンディング(官民対話)にエントリーしている。
 スケートボードやインラインスケート、3on3、MTB、BMX、ボルダリングなどのエクストリームスポーツ、アーバンスポーツの実施が可能な施設整備の要望がこれまで挙がっていることに加え、今年7〜8月に開催された東京五輪を契機に今後の利用需要がさらに高まることが予想されることから立案したもの。市内では利用者を受け入れることが可能な公園施設が少なく、多くの既存施設では禁止事項としていることから、未整備の公園予定地や立地条件などから利用の低調な公園を活用することで、活性化を図る方針だ。
 現在、対象として見込むのは▽仙台港背後地2号公園(宮城野区仙台港北2丁目11、1・45f)▽仙台港背後地5号公園(宮城野区仙台港北2丁目9、1・0f)▽明通三丁目西公園 (泉区明通3丁目22、1・35f)▽大沢一丁目公園(泉区大沢1の3の1、1・29f)―の4施設。このうち仙台港背後地2号・5号公園は未整備の公園予定地、残る2カ所は供用済みの施設となる。
 いずれも事業範囲は整備・再整備から管理運営までを見込み、事業手法はPark−PFIなどの官民連携手法の活用を検討。▽サービス購入型▽収益型▽混合型▽公的不動産利活用▽包括的民間委託▽指定管理者制度―を想定している。事業スケジュールは未定としている。
 国交省主催のサウンディングでは、民間事業者から官民連携手法の実現性や想定手法、役割分担などについて意見を募る考え。11月2日にウェブ会議で開催され、国交省で参加する民間事業者を募集している。

 提供:建設新聞社