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建通新聞社四国
2021/09/13

【高知】高知市上下水道局新庁舎 10月に公告

 高知市上下水道局は本庁舎の移転に向け、10月に建築主体、電気設備、空調設備、給排水衛生設備に分離して各工事の一般競争入札を公告する。建築主体の入札では価格競争以外の要素も取り入れる予定。合わせて資機材倉庫の建築、電気設備、機械設備の各工事の一般競争入札も執行する。
 新たな本庁舎の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て延べ3657平方b。配置は決まっていないが、現在の本庁舎内にある企画財務課、総務課、お客さまサービス課、管路管理課、水道整備課、下水道整備課がそのまま入居する。移転先は針木浄水場(針木北1丁目)北側の敷地。2023年1〜2月に完成させ、同年4月の供用開始を目指す。
 資機材倉庫の規模は鉄骨造平屋1150平方b。針木浄水場管理本館の手前にある道路の西側に建設する。
 桟橋通にある現庁舎は、南海トラフ地震のL2発生時に最大4bの津波浸水深が予測されている。災害時の庁舎機能を確保し、発災時の初動対応力確保を目的に、津波浸水区域外の高台に移転する。
 9月補正予算案で22年度までの継続費として総額22億5000万円を設定。基本・実施設計は東畑・艸建築設計共同体(大阪市中央区)が担当した。
提供:建通新聞社