毛皮やレザー、ニットなどのOEMとODMを手掛けるジャパンシルバーフリース(大阪市西区)は、高松市常磐町で営業していた飲食店「ときわ茶寮」の土地を取得した。跡地利用方針を検討中で、2021年度に方針を固めたいとしている。
所在地は高松市常磐町1ノ8ノ2他で、高松琴平電気鉄道瓦町駅から徒歩約3分に位置する。敷地面積は約850平方b。建ぺい率80%、容積率500%。用途地域は商業で、地目は宅地。
現地では5階建て延べ2991平方bの既存施設の解体工事を山聖(三木町)の施工で進めており、12月末に完了する予定。建物の老朽化が進んでいるため、早期の解体を決めた。
現場の近くでは、阪急阪神不動産(大阪市北区)とJR四国(高松市)が大規模分譲マンション「ジオ高松常磐町J.CRESTタワー(常磐町1ノ5ノ1)」を合田工務店の施工で新築している。また、穴吹興産(高松市)も大規模分譲マンション「アルファステイツ南新町タワーレジデンス(南新町6ノ1他)」を大末建設(大阪市中央区)の施工で新築する計画だ。再開発が進む一帯で、跡地をどう活用するのか注目されている。
提供:建通新聞社