新潟県は9日、阿賀北運輸(阿賀野市姥ケ橋71番地1 宮川望代表取締役)が同市の県営東部産業団地に進出することを発表した。
計画によると、現在の事業所移転および事業を拡大するもので、5−1区画の敷地面積8448・46平方メートルに米の低温倉庫と事務所を新築する。新規雇用者数は5人を予定。完成は21年中を目指している。設備投資額は約6億円(土地購入費含む)。
同社は93年に創業。これまでは輸送業を中心に事業展開してきたが、「将来的な倉庫業への足がかりとし、まずはJAの米倉庫に対応していく」と話している。なお、現在の土地はJA所有。設計および施工者は決まっているという。
14日には県庁で、宮川社長と田中清善阿賀野市長、桑原勝史県企業局長が出席し、土地売買契約の調印式を執り行う。