高浜町は、施設全体の老朽化が進む学校給食センター再整備計画について、このほど整備手法の検討委員会を開き、民設民営方式による新築移転が最適だと報告した。施設設計・建設から調理配送までの業務を委託する。
1986年に給食センターが完成してから35年が経過し内部設備の老朽化が著しいため、移転を含め建替え検討を進めていた。衛生管理に基づいた給食センターを再整備し、食育事業や親子料理教室、キッズキッチンや見学コースなどについて、新しいニーズに対応可能な施設になるよう取り組むことにしている。
高浜小学校敷地内に立地する町学校給食センター(宮崎地係)の規模はRC造平屋建て約660平方メートル。衛生管理面や狭あい化を踏まえ、既存施設よりも規模が拡大することが想定される。着手時期、場所は明らかではないが、後期実施計画によると23年度からの整備運営着手を想定。