宝達志水町議会9月定例会は9日開会し、6氏が一般質問した。答弁で寳達典久町長は、のと里山海道米出インターチェンジ(IC)周辺で計画する米出バイパス(BP)について、2025年度の完成を目指す方針を示した。松浦文治氏(無所属)がただした。
18年度に事業化された米出BPは全長約1・2キロ(幅員9・5メートル)で、町道米出北川尻線の一部区間を羽咋方面に延伸する形で整備。町道麦生米出線に接続し、宝達川には新橋を架設する。藤本清司地域整備課長は現在の進ちょく状況について、保安林解除の手続きが今年2月末に完了した後、用地買収を開始し、8月末時点で一部を除き契約を終えたと説明、今後工事に着手する方針とした。
建て替えを計画する宝達山頂公園の休憩施設「山の龍宮城」について、安達大治企画振興課長は無人化での施設運営を予定し、今年度中に環境デザインの専門家による公園全体の空間整備基本構想の作成、22年度に設計コンペ、23年度に再建するスケジュールを示した。松浦氏への答弁。