建通新聞社(神奈川)
2021/09/09
【神奈川】日本GLP平塚に総延べ6・4万u物流施設
【平塚】日本GLP(東京都港区東新橋1ノ5ノ2)は、平塚市大神の「ツインシティ大神地区土地区画整理事業施行地区内」に大型物流施設「GLP 平塚U」と「GLP 平塚V」を開発すると発表した。2棟の総延べ床面積は約6万4000平方bで、開発は同社が18年12月に設立した物流不動産開発ファンド「GLPジャパン・ディベロップメント・パートナーズV」が担う。投資総額は両施設合わせて約180億円と試算している。
「GLP 平塚U」の規模は鉄骨造4階建て延べ約3万6000平方b。2022年5月の着工、23年6月の完成を見込む。敷地面積は約1万7800平方b。一方、「GLP 平塚V」の規模は鉄骨造4階建て延べ約2万8000平方b。22年7月の着工、23年8月の完成を目指す。敷地面積に約1万3700平方bを充てる。
いずれの施設も4層のボックス型で、ECや流通加工を事業とする企業へのニーズなどに対応できるハイブリッド型の施設とする。業種はECに加え、荷主企業自らがロジスティクスを行うサード・パーティー・ロジスティクス(3PL)をはじめ、食品、日用品、飲料など多様な業種に適応できる仕様にする考え。また、設計段階から高性能断熱や自然採光といった省エネ設計を取り入れるなど環境負荷の低減にも配慮する。
建設地は新東名高速道路「厚木南IC(インター・チェンジ)」から約1・5`b、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「寒川北IC」から約4`の位置。首都圏を含む広域配送が可能で、物流拠点のポテンシャルの優れた立地と考えている。提供:建通新聞社