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建通新聞社
2021/09/09

【大阪】寝屋川市 9月補正案に庁舎設計費盛る

 寝屋川市は、(仮称)駅前庁舎の設計費などを盛り込んだ一般会計34億0720万円の9月補正予算案を発表した。
 2月に策定した「市民サービスの『ターミナル化』推進計画」事業の追加補正として駅前庁舎改修工事の設計に2000万円を配分する。寝屋川市駅前にある大阪電気通信大学駅前キャンパスを取得し、市役所の「駅前庁舎」として改修する。
 同キャンパスの規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根7階建て延べ4715平方b。敷地面積は1178平方b、所在地は早子町12ノ13。
 9月議会後に同キャンパスの建物を取得する手続きを行い、実施設計業務を外注する。設計期間は約6カ月を想定している。工事は早くても来年度以降となり、2023年度までに完了する見通し。
 また繰越明許費として、ストックヤード整備工事費2億4000万円が来年度に持ち越される。寝屋南1ノ2ノ1にあるクリーンセンター内の旧焼却施設跡地をストックヤードとして整備する。旧焼却施設跡地に災害時ストックヤード、古紙・古布ストックヤード、資源物ストックヤードを整備する。
 同跡地の敷地面積は2260平方bで、整備する施設の規模は、災害時ストックヤードが屋根付きの平屋264平方b、古紙・古布ストックヤードが屋根付きの平屋400平方b、資源物ストックヤードがプレハブ付きの平屋160平方b。
 設計は建綜研(大阪市北区)が担当。
 10月以降に工事の一般競争入札を公告する予定。着工は22年4月で、工期は6カ月となる見通し。
 9月補正予算案が認められれば、一般会計の累計額は992億2688万円となる。

提供:建通新聞社