建設新聞社
2021/09/08
【東北・秋田】最優秀は小野建築研究所/秋田市の佐竹史料館改築基本計画
秋田市は、千秋公園内にある佐竹史料館改築の基本計画策定に向けた公募型プロポーザルのヒアリングを8月31日に実施し、小野建築研究所を最優秀提案者に選定した。履行期限は来年3月25日まで。
今回のプロポーザルには3者が提案。小野建築研究所は、千秋公園などの周辺施設との連携や調和を図るための建築計画や敷地利用などについて、同市が設定したテーマに対する提案内容が非常に高い評価を得た。
同史料館は、同市千秋公園1の4地内に建つRC造平屋建て、延べ518平方bの施設。久保田藩(秋田藩)藩主だった佐竹氏関連の資料などを展示する展示室や収蔵庫、資料室などがあるが、築後約60年が経過し、施設の老朽化や狭あい化が課題だった。
新施設はRC造平屋一部2階建て、延べ1500平方b程度を想定し、各種の展示室や収蔵庫のほか、50人を収容できる講堂を設けるとしている。
2022年度に基本・実施設計を作成し、23〜24年度にかけ工事する。
提供:建設新聞社