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建通新聞社(岡山)
2021/09/03

【岡山】岡山県備前県民局 堀内橋の架け替え 新橋の下部工(橋台2基・橋脚2脚)のうち1基1脚の建設工事に10月以降に着手

 岡山県備前県民局は、砂川の河川激甚災害対策特別緊急事業(以下激特)の中で、岡山市東区福治に架かる堀内橋の架け替えを予定しており、新橋の下部工(橋台2基・橋脚2脚)のうち1基1脚の建設工事に10月以降に着手する。2022年度には残りの下部工を発注し、23年度に上部工、取付道路、既存橋の撤去と進め、同年度末の完了を目指す。
 新堀内橋は、既存橋の上流部に橋長67・1b、幅員5bのプレストレストコンクリート3径間連続プレテンション床版橋を建設し、完成後に既存橋を撤去する。新橋の下部工は、橋台が逆T式2基(場所打ち杭径1000_)、橋脚が壁式2脚(場所打ち杭径1200_)。
 新橋完成後に撤去する既存橋は、橋長47・6b、幅員4b。撤去の設計は大日本コンサルタント(東京都千代田区)が担当。納期は22年3月。
 砂川の激特は18年7月豪雨災害を受け、堤防決壊した地点の下流、山下橋〜合同堰までの河川延長7・2`を対象に事業費約140億円の見通しで23年度末完了を目指して整備中。6月末現在で工事進捗率22・5%(延長ベース)、用地進捗率83・4%となっている。
 本年度も堀内橋の他、坂本橋下部工、芳野橋下部工、新竹原橋上部工、樋門2基、神原堰などの構造物を順次施工する。築堤工も含めて今後、事業期間内完成を急ぐ。

提供:建通新聞社