東洋ソフラン(みよし市打越町生賀山3)は、三好工場から基準値を超える土壌汚染を確認したことを、愛知県に報告した。同社は2018年に、同工場で行っていた事業の多くを東洋クオリティワン(埼玉県川越市)に譲渡しており、既存の建物と土地の活用方針について両社で検討している。
所在地はみよし市打越町生賀山1ノ1他。敷地面積は3万2728平方b。県道218号和合豊田線に面している。
汚染調査では、土壌溶出量として、基準値の26倍に相当するクロロエチレンなどを確認。不透水シートによる被覆やアスファルト舗装が施されているため汚染拡散のおそれはないものの、今後、適切な措置を行う予定だ。
東洋ソフランはTOYO TIREの関連会社で、樹脂やウレタンを使用した自動車部品の製造などを主力とする。東洋クオリティワンは、ポリウレタンフォーム加工製品の製造・販売などを手掛けている。
提供:建通新聞社