関西高速鉄道は、鹿島・鴻池・飛島特定JVと「なにわ筋線南海新難波分岐Tおよび千日前通シールドT土木工事(準備工事)」の随意契約を結んだ。契約金額は19億0575万円(税込み)。技術提案・交渉方式(ECI)を採用する同工事では、既に技術協力業務を同JVに委託している。
なにわ筋線南海区間(仮称)西本町駅〜南海新今宮駅間のうち、南海新難波分岐Tから(仮称)南海新難波駅までの開削トンネル区間(鉄筋コンクリート構造の延長76・9b、幅員21・2〜30b、深さGLマイナス49〜51・9bの地下ラーメン構造物)とシールドトンネル区間(トンネル外径7・1b、延長319・7b)の土木構造物を築造する工事で、今回は準備工について契約した。
工事場所は大阪市浪速区湊町1丁目他。準備工事の履行期間は8月28日〜2022年12月15日。
準備工事の他、開削トンネルの本体工事、シールドトンネルの本体工事と復旧工事について今後、価格交渉を行い、契約する予定。
提供:建通新聞社