県土木交通部建築課教育施設係は、近江八幡市にある「八幡商業高校」について、本館棟の外壁改修等工事と体育館の屋根改修等工事を計画している。今年度内をメドに実施設計を取りまとめ、工事発注は、本館棟の外壁改修等工事は、22年春頃を予定し、体育館の屋根改修等工事については、1年先の23年春頃の発注を目指している。
工事期間は、各工事とも各年毎の夏休みをメインに取り掛かり、両案件ともその各年明け1月頃の完了を目指している。
概算工事費については、本館棟の外壁改修等工事が1億5800万円、体育館の屋根改修等工事が8800万円の合わせて約2億5000万円を見込んでいる。
内容によると、対象となる八幡商業高校は、近江八幡市宇津呂町10に位置し、敷地面積5万4464平方bで、▼本館棟(RC造3階建、延5244平方b)の外壁改修工事・屋上防水修繕工事▼尚商会館(RC造2階建、延358・33平方b)の外壁改修工事・屋根改修工事・下屋防水改修工事▼情報処理棟(RC造2階建、延540平方b)の屋上防水改修工事▼家庭科棟(RC造2階建、延978・3平方b)の外壁改修工事・屋上防水改修工事―をそれぞれ施工。また、これらに伴う各電気設備、機械設備改修工事を行う。
八幡商業高校の実施設計は、豊建築設計事務所(長浜市)が担当。
また、そのほかに同市堀上町105にある「八幡高校」の外壁改修工事にも取り掛かっていく。
県では、教育施設の便所等の改修工事を行うことで、施設長寿命化を図るとともに、教育の環境を整えることを目的として着手している。
提供:滋賀産業新聞