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　佐渡市は、公共施設等総合管理計画に基づき、２１年度時点での現状に合わせて個別施設計画の更新を行った。
　市のすべての施設において今後の方向性を示すための計画で、取り組み状況の進捗や社会情勢の変化等に応じて年次更新を行う。計画期間は１９年度から４５年度までの２７年間とし、今後の取り組み状況の進捗や社会情勢の変化などに応じ、適宜内容更新する。施設の現状を明らかにするため「行政の関与の必要性」「耐震性」「安全性」「経済性」の分析に資する基礎情報を収集・整理した上で、施設ごとの方向性を検討する１次評価（施設評価）結果が「改善」もしくは「改廃」となった施設を対象に実施する２次評価を実施。２次評価（対策費用等は計画改定時点における算定額）に登載された主な事業をみると、診療施設は両津病院の建替再整備で２２―２４年度に建設し対策費用が５０億８０００万円。
　また、教育関連施設のうち、河原田小学校校舎は２６年度に耐力度調査を実施予定。判定結果次第で２８年度―２９年度に長寿命化改良を行う予定とし対策費用に１５億２３５７万４０００円を、２１年度に耐力度調査を実施中の佐和田中学校校舎は判定結果次第で２３年度―２４年度に長寿命化改良を行う予定とし対策費用に１６億９９２５万円を想定。
　詳細は後日掲載予定。