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建通新聞社四国
2021/09/01

【香川】県 朝日地区に新たな工業用地を確保

 香川県地方港湾審議会(会長・土井健司大阪大学大学院教授)は、高松港朝日地区の土地造成と土地利用の変更、公共ふ頭計画(岸壁とふ頭用地)と水域施設計画(泊地)、専用ふ頭計画(係留施設)と水域計画(泊地)の変更について承認した。県が浚渫土砂を受け入れて新たな工業用地を整備する。
 現在、浚渫土砂を受け入れている観音寺港(観音寺市凪瀬町)が2022年度で終了予定となっていることから、高松港朝日地区で浚渫土砂を受け入れるため、必要な港湾計画を変更した。利用頻度が低く老朽化したふ頭を廃止して係留施設を撤去し、浚渫土砂を受け入れて新たな工業用地面積2・5fを整備する計画だ。
 今後、港湾計画概要の公示や公有水面埋立免許の手続きを進めるとともに、埋め立て計画などの設計に着手する見通し。
 オンラインで参加した土井会長は「老朽化した施設の廃止、撤去と、用地の確保が同時にできることを評価したい」と話した。
提供:建通新聞社