岐阜県郡上農林事務所は、郡上市白鳥町の長滝橋を架け替えるため、新橋の詳細設計を三栄コンサルタント(岐阜市)に委託し、2022年3月22日の履行期間でまとめる。工事は22年度に下部工、23年度以降に上部工を発注する。24年度内に完成させ、その後既存橋を撤去する考えだ。
新橋は既存橋の上流側に隣接して架設する。橋長86b、幅員7b。上部は2径間連続合成鋼板桁橋、下部は逆T式橋台と小板柱式橋脚となる。新橋架設の概算事業費は約2億5000万円を想定している。
既存の長滝橋は、清流長良川あゆパークの南側に位置する。長良川をまたぎ国道158号から市道大門・御坊主口線を結んで1980年に架設している。幅員が狭く車両の相互交通が困難なことから架け替えることになった。
既存橋は橋長75・6b、幅員3b。6径間で上部は鋼単純H桁橋、下部は壁式橋脚と形式が不明な橋台となっている。
場所は郡上市白鳥町長滝地内。
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建通新聞社