東亞合成(東京都港区西新橋1ノ14ノ1)は、名古屋工場内で、新棟の建設を計画している。具体的な規模や建設スケジュールは未定としているものの、建設用の敷地として約1万2000平方bを充てるもようだ。
同工場の所在地は名古屋市港区昭和町17ノ23。全体の敷地面積約40万平方bのうちの約1万2000平方bに、工場棟と事務所棟を新築する考えだ。同社は「新製品の生産のために新築する」としている。
同社は新築に先立ち、建設地の汚染調査を実施。基準値を越える土壌・地下水汚染があったことを名古屋市に報告している。対象面積は1万1815平方b。同地からは、土壌溶出量調査で基準値の1・5〜1100倍、地下水調査として1300〜3万3000倍に相当するクロロエチレンが確認された。今後、適切な対策工事を実施する予定。
提供:建通新聞社