交野市は、第二京阪道路沿道で物流倉庫の立地が進んでいることを受け、トラック駐車場を中心とした休憩施設の整備を予定している。施設の概略設計や管理運営に当たってのPPP/PFI導入可能性調査などを行う基盤整備検討調査業務の公募型プロポーザルを実施し、オリエンタルコンサルタンツ関西支社(大阪市北区)を受託候補者に選定した。
休憩施設には、トラック駐車場と道の駅、ドライバーが利用する飲食・温浴施設の整備を計画している。
休憩施設用地の面積は、約1fを想定している。
今回の業務で、休憩施設を整備する場所について検討する。星田北1ノ7ノ5にある乙辺浄化センター内の焼却場が移転したことに伴い、市は空き地を活用することを想定しているが、他にも適切な場所があるか調査する。
この他、災害時の防災拠点として転用できる設備を付帯することを含めた施設の規模や機能の検討、飲食・温浴施設の整備・運営に係るPPP/PFI導入可能性調査(マーケットサウンディング調査、候補者選定方法の検討を含む)、休憩施設の概略設計を行う。
業務の期間は2022年3月18日まで。
施設の整備についてはPPP/PFIパートナーとなる民間事業者の選定後となり、早くても23年度以降となる見通し。
提供:建通新聞社