浜松市は、雄踏斎場について民間活力の導入を視野に再整備を計画しており、順調に進めば2027年度中の供用開始を目指す。21年度は用地測量などを進めており、21年度中に都市計画決定する予定。
再整備は、既存施設の北西部の土地を取得して新設棟を建設し、供用開始後に既設棟を改修する。全体の炉数を現在の3基から7基に増設する計画。
新斎場の規模は、モデル案として約2340平方bを想定している。既設棟(鉄筋コンクリート造地下1階地上2階延べ1980平方b)と合わせ全体で延べ4320平方bを予定。全体では火葬炉は大型炉以上7基(新設棟4基)と動物炉1基。告別式場1室(新設棟)、告別室1室(既設棟)収骨室3室(新設棟2室)、待合室8室(新設棟4室)を整備し、駐車場は普通車120台、バス5台程度を想定している。
現在、新設棟の建設のための用地測量等をフジヤマ(浜松市中区)に委託し進めている。測量面積は5200平方b。委託納期は22年1月14日までで、22年度に用地を取得する予定。
スケジュール案では、22年度から民間活力導入に向けたアドバイザリー業務で公募要項などの作成などを進め、23年度に事業者を公募し決定する考え。
既存施設の所在地は浜松市西区雄踏町宇布見6108ノ1。
提供:建通新聞社
(2021/9/1)
建通新聞社 静岡支社