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滋賀産業新聞
2021/09/01
【滋賀】日野町 広域跨線橋等2橋の修繕
日野町は、橋梁の長寿命化を図り、維持管理コストの縮減を目的に策定した町橋梁長寿命化修繕計画（2018年度策定）に基づき、今年度、広域跨線橋など2橋の修繕設計業務を発注した。順調に行けば、次年度（22年度）に工事に取り掛かる計画。設計業務は、湖北エンジニアリング㈱日野営業所が担当。
広域跨線橋（通称：石原橋）は、同町石原地先に、1974年（昭和49年）に架設された町道石原松尾線の近江鉄道線を跨ぐ跨線橋（ＰＣ橋、Ｌ165㍍、Ｗ8・3㍍）。19年度の点検で、下部工のひび割れが前回点検より進行しており、今後も進行が考えられることから、道路橋としての機能に支障が生じないよう早期に措置を講ずべきと「Ⅲ」と判定された。
また、もう1橋の無名橋（通称：五郎津橋）は、町道牧野野神線、同町北畑地先の西明寺川に38年（昭和13年）に架設された橋梁（鋼橋、Ｌ9・2㍍、Ｗ4・9㍍）。18年度の点検で、主桁端部及び支承部に、▽板厚減少が確認できる腐食、▽床板全体に遊離石灰を伴うひび割れ、▽広範囲に多数の鉄筋露出と腐食の進行―が確認され、耐荷力の低下が懸念され、早期に措置を講ずべきと「Ⅲ」と判定された。
このため、次年度の着工を目途に今年度、設計業務に取り組む。
提供：滋賀産業新聞
広域跨線橋（通称：石原橋）は、同町石原地先に、1974年（昭和49年）に架設された町道石原松尾線の近江鉄道線を跨ぐ跨線橋（ＰＣ橋、Ｌ165㍍、Ｗ8・3㍍）。19年度の点検で、下部工のひび割れが前回点検より進行しており、今後も進行が考えられることから、道路橋としての機能に支障が生じないよう早期に措置を講ずべきと「Ⅲ」と判定された。
また、もう1橋の無名橋（通称：五郎津橋）は、町道牧野野神線、同町北畑地先の西明寺川に38年（昭和13年）に架設された橋梁（鋼橋、Ｌ9・2㍍、Ｗ4・9㍍）。18年度の点検で、主桁端部及び支承部に、▽板厚減少が確認できる腐食、▽床板全体に遊離石灰を伴うひび割れ、▽広範囲に多数の鉄筋露出と腐食の進行―が確認され、耐荷力の低下が懸念され、早期に措置を講ずべきと「Ⅲ」と判定された。
このため、次年度の着工を目途に今年度、設計業務に取り組む。
提供：滋賀産業新聞
