富山県企業局は、富山市山田若土地内「若土発電所若土発電所取水ゲート外更新工事」を、10月に条件付き一般競争入札で発注する。
1982年4月に運転を開始した若土発電所(ダム式)の老朽化対策事業として、取水ゲート設備、排砂ゲート設備の更新一式、水圧管路10メートルなどを進める。工期は約24カ月間。
20年度から中川水力で水車発電機等製作据付に着手。S型チューブラ水車に変更し、最大出力を305キロワット以上に高める。今年度は取水設備改良工事(取水塔、掘削、躯体コンクリート)にも取り組む。婦中工業・協和建設JVが落札。
22年度については放水路等更新、除塵機等製作据付、23年度には発電所建屋建築、周辺整備などに着手する。
設計は北電技術コンサルタントが担当。