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建通新聞社(中部)
2021/08/30

【三重】近鉄四日市駅バスターミナル検討部会 サウンディング調査実施

 近鉄四日市駅バスターミナル検討部会(事務局・国土交通省三重河川国道事務所、四日市市)は、近鉄四日市駅周辺で整備するバスターミナルの運営についてサウンディング型市場調査により意見・提案を集約する。
 調査する内容は、事業内容・事業範囲、事業方式、事業収支、事業条件について。想定している民間事業者の参画可能な範囲は、ターミナル施設、にぎわい施設の設計・建設、運営、維持管理、施設所有。ターミナル施設は、バスターミナル施設、情報提供施設、防災施設を指す。にぎわい施設とは、物品販売店舗、飲食店、屋外スペース活用などのこと。事業方式は、PFI方式、コンセッション方式、管理協定など。
 バスターミナルの事業範囲は、近鉄四日市駅の東側駅前から国道1号までの四日市中央通りの一部エリア。用途地域は商業地域。建ぺい率は80%、容積率が600%。整備予定地は道路区域内であるため、特定車両停留施設に指定される予定。施設配置の最大案は、面積720平方b程度で、このうちバスターミナル施設が300平方b程度、にぎわい施設が420平方b程度となる。
 応募資格は、主体的に事業実施が可能な民間事業者や法人。グループでの提出も可能としている。
 民間事業者からの調査結果を踏まえて、第6回検討部会で具体的な事業スキームを検討した後、実施方針や募集要項を作成する。

提供:建通新聞社