岡山県美作県民局は、国道179号大環橋西詰交差点改良として橋脚2基の建設に着手する。2022年度以降、橋台工、上部工などを進め25年度中の開通を目指す。
初弾工事となる橋脚2基の下部工(P1・P2、コンクリート計110・6立方b)は8月26日に開札する。工期は22年5月末ごろまで。
橋台2基の新設は22年8月の発注を目指しており、コンクリート使用量はA1橋台が125・8立方b、A2橋台が236・5立方b、形式はいずれも逆T式。2基一括で発注する方向で検討中。
上部工は、橋長82・5b、幅員10(12・5)bの鋼3径間連続非合成鈑桁橋で、23年度に製作・据え付けを発注する。これらの他に高欄などの安全施設工、照明、舗装、取付部の縁石などの土工を24年度に発注する。
大環橋西詰交差点改良では、既存の大環橋北側に新橋を架けて道路幅を広げ北方面への右折レーンを設けることを目的としている。現状の上り下り2車線+張り出し式歩道の幅員9bを車線9b+北側歩道+路肩の12・5bに広げ、改良後は現橋を西向き直進と右折レーン、新橋を西向き走行車線と片側歩道に区分する。総事業費は5億1000万円。
設計は橋梁を復建調査設計岡山支社(岡山市北区)、道路をパシフィックコンサルタンツ岡山事務所(岡山市北区)、照明を中電技術コンサルタント岡山支社(岡山市北区)が担当した。
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提供:建通新聞社」