都心の堺環濠エリアをウオーカブルな空間に―。堺市は、「堺環濠エリア等活性化検討支援業務」の公募型プロポーザルを公示した。参加資格確認申請書などを9月3日まで受け付け、企画提案、プレゼンテーションなどを経て9月30日に優先交渉権者を決定する。見積書の提案上限金額は943万8000円(税込み)。
阪堺電車沿線(高須神社〜御陵前)を軸に南海高野線と南海本線に挟まれた「堺環濠エリア」と、隣接する「堺東エリア」「堺駅・堺旧港エリア」を含む都心エリアを対象に、都市アセットの利活用などを通じて「人中心」のウオーカブルな空間形成に向けたまちづくりに取り組む。
今回の業務で都心エリアのまちづくりの方針と取り組み方策など、さらに堺環濠エリアでの目標像、取り組み方策と進め方について検討する。
履行期間は2022年3月31日まで。
市では堺環濠エリアを、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録後、来訪者数が大幅に増加した「大仙公園エリア」並ぶ市内2大誘客拠点とする考えだ。
提供:建通新聞社