大洲市は、建て替えを予定している「大洲市民文化会館(仮称)」の計画規模を最大約8000平方bとする整備基本方針を盛り込んだ基本構想を策定した。今後、2022年3月をめどに取りまとめる基本計画の中で整備手法や整備スケジュールなどを決定する。
基本構想によると、施設にはホールエリア、創造支援エリア、交流エリア、管理運営エリアを配置し、延床面積は6770〜8060平方bを想定。ホールエリアには収容人員約800人を上限とするメインホール、創造支援エリアには収容人員約300人を上限とするサブホールの他、防音機能を備えた多目的室や練習室、展示室など、交流エリアには市民交流スペースや情報コーナー、飲食・物販スペースなど、管理運営エリアには事務室を配置する。
建設地はJA愛媛たいき移転後の敷地(東大洲198他)を候補地として決定している。
基本構想・基本計画はシアターワークショップ(東京都渋谷区)が担当。
既存施設は開館から52年が経過し、施設・設備の老朽化が著しく、機能性や利便性などに大きな問題があったことから建て替えることにした。既存施設は鉄筋コンクリート造3階建て延べ3376平方b。場所は大洲891ノ1。
提供:建通新聞社