徳島市は、中心市街地活性化基本計画の素案をまとめた。主な事業として徳島駅前再生や下水道管渠改築、県の徳島文化芸術ホール整備など60事業を盛り込んだ。今後、12月までに基本計画を策定、2022年1〜2月に国に認定申請する方針。施設整備などの事業について22〜26年度の5年間での実施を目指している。
素案で示した主な事業の実施時期(実施中を含む)は、▽徳島駅前再生事業として進めるアミコビル改修が20〜22年度▽市の下水道管渠改築(延長1123b、径700〜1350_)が23〜26年度▽市の下水道設備改築のうち内町ポンプ場の耐震・耐津波化が21〜23年度▽市の道路メンテナンス事業で、ひょうたん島に架かる橋梁や新ホールへの跨線橋の長寿命化と耐震化が22〜26年度▽県の徳島文化芸術ホール整備事業が20〜26年度▽市の徳島文化芸術ホール周辺対策事業で既存構造物の解体撤去や移設が21〜23年度▽民間事業者の新町西地区市街地再開発事業(実施時期は検討中)―などとなっている。
素案は、8月17日に開いた徳島市中心市街地活性化協議会(事務局・商工会議所内)の第3回会議の主要議題として提示した。市では今後、協議会メンバーから得た意見を参考に、素案の内容を精査する。
提供:建通新聞社