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建通新聞社(中部)
2021/08/26

【岐阜】関市の過疎地域持続的発展計画案

 関市は、洞戸、板取、武儀、上之保の4地区を対象とする過疎地域持続的発展計画案を公表した。高賀自然公園施設の改修や津保川小那比川合流地点の整備を進めるとしている。対象期間は2021年度から25年度までの5年間。計画案は9月に議会へ諮る。
 計画案では、商工業の振興や広域連携による観光地づくり、幹線道路や生活道路の整備、老朽化が進む上下水道や道路、橋梁の修繕、治山治水設備の整備などを行う。
 農業分野では、用水路の基盤整備や鳥獣被害対策の推進を行う。林業分野では、作業路網の整備を推進する。観光分野では老朽化した観光施設の長寿命化を図る。
 地区別に見ると、洞戸地区では、中美濃線や奥板山真寄勢線の改良と舗装、高賀自然公園施設の改修、高賀線落石対策を行う。また洞戸小学校校舎のLED化やブロードバンド施設の改修、洞戸運動公園陸上競技場の改修なども行う。
 板取地区では、大谷大栃線の改良、海溝洞線3号橋の補修、板取川温泉設備の改修を行う。またブロードバンド施設の改修や板取小学校校舎のLED化、旧板取生涯学習センターの解体、板取体育館つり天井の改修を推進する。
 武儀地区では、平成祖父川線の改良、乙亀線3号橋の補修、大門線落石対策を行う。この他、ブロードバンド施設の改修、津保川中学校武道場の照明改修、富之保・中之保・下之保の各グラウンド改修なども行う。
 上之保地区では、宮ケ洞野合洞線の改良と補修、奥山橋の補修、阿木線落石対策を行う。また防火水槽の整備、旧上之保診療所の解体、上之保ふるさと広場の改修、津保川小那比川合流地点の整備なども推進する。

提供:建通新聞社