岡山県美作県民局は、備中川河川改修として2基の樋門新設を予定しており、上流側の1基の工事を9月下旬か10月に入札する。全体事業費約2億円を投入し、上流側は2021〜22年度で施工、下流側の1基は22年度に別途発注して23年度までの2カ年での完成を目指す。
施工場所は真庭市下方のジュンテンドーとローソン真庭下方店の間付近の左岸で、各樋門は100〜150b離して設置する。上流側樋門の概要は全長37・9b、内空断面は幅3・5b、高さ1・3b。川床から天端までの高さは5・3b。ゲートは鋼製フラップゲート1基で計画水量は毎秒9立方b。基礎は剛支持の直接基礎。実施設計はパシフィックコンサルタンツ岡山事務所(岡山市北区)が担当した。
22年度以降に施工する下流側の概要は、全長32・5b、内空断面は幅2・3b、高さ1・6b。川床から天端までの高さは5・3b。ゲートは上流側同様フラップゲート1基。計画水量は毎秒8立方b。実施設計は中電技術コンサルタント岡山支社(岡山市北区)が担当した。
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提供:建通新聞社」