堺市は、泉北高速鉄道深井駅周辺地域の活性化を図るため、同駅前にある都市計画公園の水賀池公園を再整備する計画だ。公園の面積約6・3fのうち、約2fの土地利用を転換することを想定。民間活力を導入して公園と商業・サービス機能などを一体的に整備する。民間活力導入可能性調査等業務の委託先を募集する公募型プロポーザルを公示しており、9月2日まで参加申請を受け付ける。優先交渉権者の決定は10月4日を予定している。
多様な世代が集い、交流し、地域活性化の拠点となる施設の整備を検討する。活用用地となる約2fの土地利用転換については、都市計画変更を想定し、用途地域などの変更、都市計画公園の区域の変更など土地利用に係る規制を緩和して施設を整備する。
今回の業務で、民間活力の導入に当たっての最適な事業スキーム、管理・運営手法、想定スケジュール、事業リスクなどを検討、事業化の実現性を判断する成果を取りまとめた上で、同公園の土地利用転換による活用について、基本コンセプトやゾーニング、造成・インフラ計画などを盛り込んだ基本計画案を作成する。
業務の履行期間は2022年3月31日まで。
同公園の面積約6・3fのうち、満水面積約4fの池は埋め立てることを想定。用途地域は第一種中高層住居専用地域。建ぺい率60%、容積率200%。
提供:建通新聞社