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　富山市のシティハウス富山西町管理組合が計画する「シティハウス富山西町大規模修繕工事」の設計監理業務はこのほど、Ａ−１設計（本店＝大阪市中央区平野町、名古屋事務所＝名古屋市中区錦）に決定した。
　建物の劣化診断調査業務を経て、１１月ごろに工事仕様書を作成し、年内にも施工会社の公募公告を行う予定だ。工事は、２２（令和４）年３月もしくは４月ごろに着手し、半年程度の工期が見込まれる。
　シティハウス富山西町は、富山市初の優良建築物等整備事業による分譲マンションとして、０７年１月に完成。規模は、ＲＣ造地上１４階地下１階建て延べ１万１８９１・６７平方メートル。総戸数１００戸（住戸９６、店舗４）。場所が同市堤町通り１−１−２８。設計は協立建築設計事務所、施工は清水建設・三由建設ＪＶがそれぞれ担当した。管理会社は、住友不動産建物サービス。
　設計監理会社に決まったＡ−１設計は、▽建物劣化調査診断業務▽企画・設計業務▽施工会社の選定補助業務▽工事監理業務▽工事完了後のアフター点検・指導業務−をそれぞれ担当する。
　また、来春から取り掛かる見込みの大規模修繕工事は、築後１５年が経過したことに伴い、外壁改修工事を中心とした定期的なメンテナンス工事に取り組む方針。