トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2021/08/19

【滋賀】県長浜土木 梅ヶ原地区の急傾斜地崩壊対策

 滋賀県長浜土木事務所は、米原市梅ヶ原地先において「梅ヶ原地区急傾斜地崩壊対策事業」に取り組む。21年度(令和3年度)は委託済みの詳細設計と土質調査・路線測量をいずれも年内にまとめ、22年度(令和4年度)は用地測量業務を公告・実施し、順調にいけば23年度(令和5年度)にも初弾工事を発注・着工したい考え。工事量と予算規模によって2〜3ヵ年での施工も見据えている。
 梅ヶ原地区の急傾斜地崩壊対策事業では、米原市梅ヶ原地先の住宅地近くの土砂災害の発生の恐れのある区域において、崩壊土砂防護柵工の設置によって有効な急傾斜地崩壊対策工事を行う。
 去る6月18日の開札で正和設計(大津市)に委託した梅ヶ原地区補助急傾斜地崩壊対策設計業務では、梅が丘地先の住宅背後の区域に設置する崩壊土砂防護柵工延長204bについて、詳細設計を行う。詳細設計は11月末をメドにまとめる。
 このほか、21年度(令和3年度)並行して進めている梅ヶ原地区急傾斜地崩壊対策土質調査は、6月22日に開札し浜エンジニアリング(長浜市)に委託、機械ボーリング(4本)20b、標準貫入試験20回、簡易動的コーン貫入試験28bを行う。また、梅ヶ原地区補助急傾斜地崩壊対策測量業務は6月15日に開札しESCube(米原市)に委託、路線測量0・21qを進め、いずれも年内にも完了させる。

提供:滋賀産業新聞