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日本工業経済新聞社(群馬)
2021/08/17

【群馬】前橋市のCCRC事業が工事本格化

前橋市の前橋版生涯活躍のまち(CCRC)の工事が本格化する。市が担当するのは、エリア内道路や公園など基盤整備と福祉作業所および夜間急病診療所の施設整備。うち、基盤整備は年度内の完了を目指している。道路整備工事は発注済み、公園整備は10月発注を目指して、発注方法などの検討を進めている。福祉作業所など施設整備は2022年度の建設工事を計画、21年度は境界フェンス設置など外構工事を発注する。
同事業は朝日町の赤十字病院跡地を活用し、「移住者と地域住民が共に生きがいを持って、生涯にわたり活躍できる新たな地域づくり」を目指すもの。大和ハウス工業群馬支社(高崎市)と事業契約を締結、住居を核とし、医療・福祉や利便性向上、健康増進などの施設整備を実施する。市は道路や公園など基盤整備と福祉作業所・夜間急病診療所の整備を担当している。
当初予算にはCCRC関連で総額5億5690万6000円を計上。エリア内道路や公園の整備を実施する市街地整備課は3億961万円で、うち工事費が1億6180万円。福祉作業所を担当する生涯福祉課は4022万6000円、夜間急病診療所を管轄する保健総務課が1億707万円。両課で3900万円の外構工事費を確保した。
エリア南側に整備する公園は面積2000u。遊具やあずまやなど詳細を直営の設計でまとめているところ。遊具設置や植栽などを分離するかは、設計完了後に判断する。10月に工事を公告または指名通知する方針。予算規模などから指名競争入札が濃厚となる。
道路は7月に一般競争入札で発注。小林工業(前橋市)が担当、21年3月の工期で施工する。
福祉作業所と夜間急病診療所は、両施設を一括とする設計業務が最終段階に入っている。業務は石井設計(前橋市)が担当。総事業費は福祉作業所で5億1400万円、夜間診療所は10億7100万円を想定する。
両施設はエリアの北東側の8000uへ整備。各建物は独立した分棟となる。21年度は境界フェンスの設置などに取り組む。設計完了後に施工内容を検討し、年内にも工事発注を行う見通し。
22年度に両施設を建設、同年度中の完了を目指す。建設はそれぞれの建物を分離して発注する方針。建物の規模を考慮すると両案件ともに建築・電気・機械の3分離発注が見込まれる。