全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　大阪大学は、吹田キャンパスに感染症総合教育研究拠点を建設するため、基本計画策定・発注支援ＣＭ（コンストラクション・マネジメント）業務の簡易公募型プロポーザルを公示した。参加表明書などを８月24日まで受け付ける。プレゼンテーションなどを経て、受託候補者を10月上旬に決める予定だ。設計・監理費や工事費を含む施設整備費として約80億円を見込む。
　設計・施工一括発注を予定している拠点施設の新棟建設や駐車場など外構工事に当たり、�@入札契約方式の決定支援�A同拠点整備事業の基本計画策定支援�B付帯工事基本計画策定支援�C設計施工者選定用資料作成�D設計施工者選定支援―などを行う。
　入札契約方式の決定支援では、設計会社や施工会社などへのサウンディング型市場調査の実施や選定スケジュールの策定など、拠点整備の基本計画策定支援では新棟の整備方針の策定や必要な機能、諸室などの規模の検討・策定、基本計画書案の作成など、設計施工者選定では要求水準書案の作成や公募手続きなどの支援を行う。業務期間は２０２２年８月31日。
　同拠点の規模は延べ約１万６２００平方�bを想定。建設予定地は吹田市山田丘１ノ１の吹田キャンパスのうち、正門近くにある人間科学部と大学院研究科生命機能研究科の建物の間のスペースとなる。
　24年末までの完成を目指す。

提供：建通新聞社