国道181号江府道路「久連トンネル」=江府町久連〜洲河崎=の落札者が安藤・間・大豊建設・八幡コーポレーションJVに決まった。落札額56億1050万円(金額税抜き、以下同)、予定価格は60億9063万1000円だった。
県は5月にWTO政府調達案件として技術提案型総合評価一般競争を公告。3社JV13者が参加して7月9日に開札し、技術審査に入っていた。
技術審査会は今月10日にあり、技術提案内容を審査。価格点に施工能力点、技術提案点を合わせた総合点で安藤・間JVが1位となった。同JVの提示額は13者中、最も高かったが会社と配置技術者実績、技術提案点がトップとなり逆転した。
トンネルは延長2609b、幅員6・5(8・0)b。NATM工法で久連側から片押し掘削する。今後、県は安藤・間JVと仮契約を締結後、9月県議会で工事請負に同意を得て着工する。工期は4カ年債務の25年3月まで。完成すると県管理トンネルのなかで最長となる。
日刊建設工業新聞