富山県企業局は、富山市山田若土地内「若土発電所取水設備改良工事」を、3億8600万円で婦中興業・協和建設JVに落札した。10日の開札分。
工事概要は、取水設備本体工(取水塔L=14・19メートル、W=10・50メートル、H=18・20メートル)、掘削4300立方メートル、躯体コンクリート1303立方メートル。工期は24年3月25日まで。予定価格は3億8700万円、調査基準価格3億5020万円。
若土発電所の老朽化対策として20年度から水車発電機等製作据付に着手。S型チューブラ水車に変更し、最大出力を305キロワット以上に高める。今年度は取水設備に続き、10月に取水ゲート等製作据付工事を発注する。22年度は放水路等更新、除塵機等製作据付、23年度には発電所建屋建築、周辺整備などを進める。設計は北電技術コンサルタントが担当。