大阪府がまとめた2020年度(20年4月〜21年3月)の測量・建設コンサルタント等業務成績評定結果によると、全1232件の対象案件のうち、トップには84点で5件が並んだ。80点以上は115件で、全体の9・3%だった。
トップの5件は弥恒建築設計事務所の「大阪府営豊中新千里北第1期住宅(建て替え)工事監理業務」(建築)、協友企画の「大阪府営堺竹城台4丁第2期住宅(建て替え)工事監理業務」(同)、セントラルコンサルタント大阪支社の「一般府道大阪羽曳野線(八尾富田林線)橋梁予備設計委託」(土木)、三井共同建設コンサルタント関西支社の「主要地方道箕面池田線外自転車通行空間詳細設計委託」(同)、日本インシークの「一級河川田尻川橋梁詳細設計委託(岡花橋)」(同)で、建築2件、土木3件の内訳。
設備のトップは日本水工設計大阪支社の「大和川下流流域下水道今池水みらいセンターPPP事業アドバイザリー業務委託(その1)」の81点。
工種別で見ると、土木は700件で、このうち80点以上が78件(11・1%)だった。建築は322件で、80点以上が35件(10・9%)、設備は210件で、80点以上が2件(1・0%)だった。
全件の平均点は75・8点。工種別では土木が76・5点、建築が74・9点、設備が74・7点。最高点と最低点の開きは、土木が19点(最高84点、最低65点)、建築が22点(最高84点、最低62点)、設備が14点(最高81点、最低67点)だった。
部局別では、都市整備部が619件(80点以上は74件)、住宅まちづくり部が280件(同35件)、環境農林水産部が90件(同3件)だった。
提供:建通新聞社