養老町は、町民プールの利活用について今後、公共施設検討委員会で会合を開き2021年度内に案をまとめる。年度内に行財政改革推進審議会に諮り町長へ答申する。町は答申を基に22年度に方向性を検討する。
町民プールは1998年10月に開館し22年以上がたつ。今後20年以内に予想される改修工事費は機械設備工事が約4億円、土木建築工事が約2億円、電気設備工事が約1億円と試算されている。また光熱費などの維持管理費が毎年約6000万円の赤字となるなど早急に対策が必要となる施設となっている。
このため施設を解体するかなどを含め今後の在り方について検討する。検討に当たり、検討会に参加する委員を募集しており8月中に決める。9月に第1回の会合を開く予定で、2021年度末までに数回会合を開き案をまとめる。
プールの施設規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約4300平方b。25bの屋内プールの他、トレーニングルームやエアロビクス室、会議室、研修室などがある。所在地は高田2862で敷地面積は2万1815平方b。
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建通新聞社