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　美作市は、第３回美作市庁舎・文化施設・防災公園建設特別委員会を開き、美作インターチェンジ西南沿いを移転候補地として用地交渉を進めることを決めた。９月には候補地を内定したい考え。内定すれば10月にも用地買収費や設計費などの補正予算を編成する。
　これまで移転候補地として広域な３地区（北山、中尾、豊国原）を示していたが、今回、具体的に７候補地の評価をまとめ、事務局側がＡ・Ｄ・Ｆ地区の３候補地を良好な案とする中間報告した＝図参照。
　これを踏まえ、委員会では美作インターチェンジ西南沿いのＦ地区周辺がより利便性が高いとしてＧ地区などの用地買収交渉を進める方向で意見集約した。
　今後は、用地交渉のめどが付けば８月に庁舎構想比較案として中間報告し、９月に同委員会で候補地を内定する。10月のパブリックコメントを経て「総合防災施設整備の促進に関する条例」に基づく正式な位置決定と、補正予算で造成詳細設計などの予算を確保し、合併特例債活用期限となる２０２４年度中の完成を目指す。

「提供:建通新聞社」