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　高知県土木部は、宿毛合同庁舎の新築に向け、基本設計者選定のための公募型プロポーザル手続きを開始した。県内に本社を置く設計事務所を対象としており、参加申込書の提出期限は８月25日まで。９月８日締め切りで企画提案書の提出を求めた後、９月27日にプレゼンテーションとヒアリングによる審査委員会を開き、10月４日に審査結果を通知する。
　参加要件として、県内に本社・本店を置き、国内で２００５年以降に完成した鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄筋コンクリート造で延べ床面積１０００平方�b以上の新築・増築・改築の設計業務を完了した実績などを求める。見積もり限度額は１８８６万５０００円（税込み）。履行期間は２０２２年３月20日まで。
　新たな宿毛合同庁舎は、南海トラフ地震による津波で浸水が想定されている現在の幡多土木事務所宿毛事務所と宿毛漁業指導所を宿毛市希望ケ丘の高台に移転するもので、延べ床面積２９３９・84平方�bの規模を想定している。概算工事費は10億円で、24年度の工事完了を目指す。
提供：建通新聞社