高松市は「高松市中央卸売市場水産物棟等基本計画詳細検討業務」の公募型プロポーザルで、優先交渉権者に流通研究所・三井共同建設コンサルタントJVを選定した。8月中旬に契約を締結する。契約金額の上限は1620万円(税込み)。履行期間は2022年10月28日まで。
市では現在、中央卸売市場再整備事業で青果棟の移転、新築を進めている。移転後の跡地に水産物棟を移転、新設することから、規模や機能、配置などを具体化し、整備計画の詳細をまとめるとともに、PFI導入などの事業手法についても検討する。
また、高松漁港の立地条件などを生かして観光客誘客の提案なども求めており、再整備で新たなにぎわいの創出も目指している。
同再整備事業では、22年度に青果棟の建設に着手する。新型コロナウイルス感染症の影響で整備スケジュールを修正しており、完成時期は23年度末から24年度初めに変更した。青果棟は閉鎖型施設で中央棟、東棟、西棟、南棟の4棟で構成。規模は鉄骨造2階建て延べ約1万3000平方b。朝日町3丁目の日本たばこ産業(JT)原料倉庫跡地5万0470平方bに移転、新築する。
提供:建通新聞社