恵那市は、山岡町、明智町、串原、上矢作町の4地区を対象とする過疎地域持続的発展支援計画案を公表した。2025年度までを対象期間として、大船山周辺の観光施設整備、明智消防署新庁舎の建設などを行う。
計画案では、農業や産業、観光の振興、交通施設の整備、送配水管や水道施設更新など生活環境の整備、学校教育施設の整備などを行う。
山岡町地区では、産業振興のため「道の駅おばあちゃん市・山岡」改修事業を行う他、交通施設整備で山岡町72号線や田代久保原線の舗装修繕、雲路橋の修繕などを行う。また山岡デイサービスセンターや「ほのぼの荘」を改修する。
明智町地区では、明智対象村施設耐震補強事業や市場東山線の歩道整備、馬坂橋の修繕を行う。また明智浄化センターの設備更新、明智消防署新庁舎の設計と建設、公営住宅の改修、介護老人保健施設ひまわりの改修などを行う。
串原地区では、「くしはら温泉施設維持管理事業」や串原15号線の改良、林道木根中島線の舗装を行う。また特別養護老人ホーム福寿苑を改修する。
上矢作町地区では、産業振興のため上矢作自然交流施設のリニューアル事業や周辺河川整備事業、上矢作自然交流施設維持管理事業、創造の森整備事業、大船山周辺観光施設整備事業を行う。また上矢作町13号線の改良や兼定橋の修繕、林道暗井沢線の法面改良を行う。この他、上矢作浄化センターの設備更新、上矢作体育館改修などを推進する。
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建通新聞社