県営繕課は6日、県営住宅河北団地第1期住戸改善事業に関連する建築工事など5件の設計図書をまとめた。今後、公募条件を決めた上で17日一斉公告する。執行総額は5億7500万円。
倉吉市福庭町にある河北団地は、住戸棟(56棟)32戸を全面改修するとともに、開放型廊下を増築する。規模は鉄筋コンクリート造4階建て1979・43平方b。併せて倉庫やプロパン庫の既存施設を改修するほか、駐輪場を新築する。工期は来年10月14日まで。
施工にあたっては建築、電気、機械、昇降機設備に分割。工事監理業務は別途発注する。
公募条件は建築が県内建築一般Aクラス2社JVで、代表者は格付け点数1310点以上に絞り込む。工事費4億円。
電気設備は県内電気工事Aクラスを対象に工事費6000万円。機械設備は県内管工事Aクラスを要件に予定価格8000万円。また、昇降機は機械器具設置工事を対象に予定価格1600万円を見積もった。工事監理の委託費は900万円。
同課は公告後、工事4件を9月10日に開札し、工事監理は9月初めまでに入札する。設計業務はアーク設計工房、設備設計はティビィエムが担当した。
日刊建設工業新聞