東京建物(東京都中央区八重洲1ノ4ノ16)が、一宮市に8万平方b規模の物流施設の新築を計画していることが分かった。着工は2022年春を予定。施工者は、今後選定する考えだ。
規模は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造4階建て延べ約8万平方bを想定。敷地面積は約3万3000平方b。22年春の着工、23年秋の完成を見込んでいる。建設地は一宮市萩原町林野。一宮ジャンクション・一宮稲沢北インターチェンジの西側に位置している。
同社は、全国3カ所に物流施設を新設する計画を進めており、今回の新築はこの一環となる。投資額は3カ所合計で200億円以上にのぼる見込み。
一宮市以外の2カ所は、京都市と福岡県。京都市の施設は4階建て延べ2万5500平方bを想定。構造は検討中で、未定としている。22年夏に着工し、約1年間の工期で完成させる考えだ。建設地は京都市伏見区横大路菅本。敷地面積は約1万1000平方b。
福岡県の施設は、今年5月に着工済み。施工は戸田建設(東京都中央区)が担当しており、22年4月の完成を予定している。規模は鉄骨造3階建て延べ約1万6600平方bで敷地面積は9300平方b。建設地は福岡県須恵町。
提供:建通新聞社