県土木交通部建築課教育施設係は、大津市伊香立にある「北大津養護学校」について、本館棟等の外壁改修工事と昇降機の更新工事を計画している。設計業務については、各案件とも年内までに取りまとめ、外壁改修工事は22年10月頃の着手を予定し、同年2月頃の完成を見込み、昇降機の更新工事については、22年1月頃にも着手し、同年8月の完成を予定している。
改修工事が計画されている北大津養護学校は、大津市伊香立向在地町25に位置し、敷地面積2万1971平方bで、外壁改修工事が行われる対象施設は、本館棟(RC造2階建、延1971平方b)の外壁改修工事、高等部棟(RC造2階建、延1289平方b)の鉄骨造避難階段の塗装改修工事に取り掛かり、電気設備・機械設備各工事。
また、昇降機設備改修工事として、昇降機1台の更新工事に着手し、三方枠、敷居撤去新設、電気設備改修工事に取り掛かっていく。
県では、教育施設の改修工事に取り掛かり、施設長寿命化を図るとともに、教育の環境を整えることを目的として着手している。
なお、本館棟外壁改修その他設計は、片淵建築事務所(甲賀市)が担当し、昇降機設備改修その他設計については、トリ設備計画(大阪市中央区)が担当している。
また、同係では、八日市養護学校の便所改修工事の着手も予定しており、設計はNPO総合設計(近江八幡市)が担当している。
提供:滋賀産業新聞